私が注目している若手のカメラマンがいて、 インターネットで作品を発表していてるんですが、 モニター上で見ていて、発色がとても綺麗なんです。 でも、その写真が印刷されたのをみたとき、 まったく違う印象で残念に感じたことがあったんです
それで今回は、モニターで見るデジタル写真の印象を プリントで出せないだろうかということですね
そもそもRGBの方がCMYKよりも色域が広く、 RGBのデータをそのままCMYKに変換してもダメで…
いや、読んでいただいてありがとうございます。 それで、いろいろ調整して出したのがこちらです
うーん…
デジタル写真をモニターで見た時の発色とか、 鮮やかさというのは、再現するのはなかなか難しくて…
それで色再現領域が通常よりも広い カレイドインキでCMYKの色校正をしてみたのがこちら!
オー、かなりいいですね。 だいぶモニターで見る印象に近付いた感じです
さらにこれは、通常のインキに3色の蛍光色を加えたもの
オー。これ、いいですね。 蛍光色をイラストに使うというのはわかりますが、写真に蛍光色ですか?
そのため、もとの色を残しながら蛍光色を加えるさじ加減がポイントなんです
なるほど。色の鮮やかさとか発色のよさが出て、素晴らしいですね 最近、写真のあり方が変わってきているのを感じていて…。 あまりプリントが重視されないというか、 広告でもデジタルサイネージで、プリントが必要ないこともありますし。 でも、私自身プリントの写真も好きで…
ええ。今回のを見て、まだまだ印刷にも 可能性はあるなと実感しました
蛍光色はうまく使えば、バツグンの効果を発揮しますが、 うまく使えないと、逆効果のおそれもありますね