今回は、アド・シーズ 朝野とアド・シーズの営業スタッフの座談会をもとに構成したものです。
この10年で仕事の依頼内容にも変化がありましたよね
デジタル機器の進化によって デザインそのものの手段やアイデアの幅が広がり、 それにともなって我々への要望も多様になってきたな
最近では、例えばポスターでも、 小ロットの依頼が多くなってきたような気がするんですが。
ポスターのあり方や役割も変わってきたんだろうな。 キャンペーンの場合でも、ポスターの種類を多く制作しながら、 一枚一枚の部数を少なくするケースもあるからね
そうですね。そういった小ロットの場合、 印刷するよりも出力機で対応することになりますよね
それに応えるために、アド・シーズでは最新の出力機を導入し、 さらに台数も増やしてきたんだよ
ただ、出力と聞くと色味に対して 少しネガティブに思うお客様もいるようですね
どこの会社にもあるカラーコピー機と同じように ボタンを押してただ出すだけ、のようなイメージがあるのかもしれない。 コピー機の性能も向上していて、 コピー機の色が本当の色だと 勘違いされてしまっていることもあるだろう
計算通りの色がちゃんと出せないと思ってる人もいるみたいですね
でも、それは誤解。出力でもかなりの精度でイメージした色は出せる。 印刷データのCMYKより色域の広いRGBだから発色もいいしね
でもCMYKと違ってブラックが無いぶん、 そのまま出力するとグレーに近い印象になるってことは?
たしかにRGBの調整の仕方も難しいからね。 出力する洋紙によって色味が変わるし、シャドウのしまりも違う。 しかし、そこが腕の見せ所! 我々アド・シーズなら色彩を細部にわたった調整でリカラーして、 黒に深みを与えられる。もう印刷と遜色無いと言っても過言ではないよ
出力も印刷も、アド・シーズなら必ず満足してもらえるって事ですね。 これからいっそう出力へのニーズが大きくなっていきそうですね
だからこそ、出力でのリカラーも妥協せずやってきたし、 印刷も出力も、それこそチラシや名刺にいたっても 我々の生み出すクオリティは変わらない。 どんなに部数が少なくても、どんなに小さな媒体でも 品質管理を徹底しているんだ
そうですよね!
だから、営業諸君は、 お客さまから信頼をしてもらえるように コストやニーズに対して一番よい手段、方法を提案してきてくれよ!